蘇州―無錫バーチャル空港の機能が運用開始

  1月5日、愛徳思電子(蘇州)有限公司の製品である集積電子回路35ピースが蘇州検験検疫局の現物検査に合格し、蘇南碩放国際空港から飛び立ち、蘇州~無錫間バーチャル空港による直接通過業務の開始以来、初の輸出貨物となった。
  江蘇検験検疫機関が新機軸として打ち出したバーチャル海港による貨物の検査検疫の直接通過システムの実施に続き、今回初めて省内に開通したバーチャル空港検査検疫の直接通過ルートであり、蘇州工業園区総合保税区の「滑走路の無い空港、波止場の無い港」という現代的な物流機能をより高めることとなった。今後、蘇南碩放国際空港から輸出入される園区企業の貨物は、申告~検査検疫~通過の手順が1度で済み、通関流通システムの簡易化が実現される。

(2011年1月7日 蘇州日報 日本語訳:白石涼香)