グローバルキッズを育てる 無錫新区幼稚園で「WID」課程を開発

 江蘇省教育科学「第十二次五カ年計画」の重点独自課題として、無錫新区教育局は「国際教育生活コミュニティ建設」の課題を提案した。
 1月25日、旺庄中心幼稚園は新区14か所の幼稚園の中で率先して課題論証を行い、国際化教育生活コミュニティに基づく「WID」課程開発の研究において、杭州師範大学など専門家の評価を得、2011年春季学期から実施する見込みとなった。
 国際化教育生活コミュニティにおける「WID」課程開発とは、国際化教育生活コミュニティにおいて、幼稚園が様々な幼児発展に適するものを利用し、世界の祝日や国際デーをテーマに「幼児化」・「生活化」・「社会化」・「遠大化」の一連活動を展開することである。
 関連教師の話によると、旺庄中心幼稚園は新区経済の核心エリアに位置し、周辺には外国企業が林立し、長江国際コミュニティには12カ国の外国人1000人近くが住んでいるなど外国人が多いため、子どもたちに多様な文化を理解させ、初歩段階の世界的小公民としての意識を育て、国を越えた文化交流の基本能力を学ぶ必要が大いにある、とのことだ。

(2011.1.27 人民網 日本語訳:鐘聖)